引越し後に必ずやっておくべき5つの事
いい部屋が見つかり、契約も終わり、鍵を受け取り、引越し完了。さあ、新生活の始まりです!
さて、引越ししてきたばかりの頃は荷物の整理や住所変更の各種手続き等々・・・引越し後はやることが多すぎて大変です。
やり忘れがないよう、賃貸物件に入居した後必ずやっておくべき事についてまとめました。
①住民票の移動(転入届と転出届の提出)を行う
1つ目は住民票の移動です。
まず、転出届を引越し前の住所の市役所に出し「転出証明書」発行してもらい、その後それを持って引っ越し後の新しい住所の市役所で転入届を出す必要があります。
もし引っ越し先が遠方で、転出届を発行してもらい忘れてしまった場合、郵送でも発行してくれますので、ご安心ください。
住民票の移動は引越し後2週間以内に行うという決まりがあります。もし2週間以内に行わなければ罰金を取られる可能性がありますので、ご注意ください。
法律ではそう定められてますが、実際罰金を取ることまではしないケースが多いようです。しかし、可能性は0ではありませんので2週間以内にはやっておくべきでしょう。
転入届を出すために市役所へ行く際には、ついでに「住民票」を発行してもらいましょう。運転免許証の住所変更のために必要となります。
また、町内のゴミ捨て場を利用する物件に入居する場合は、ゴミの分別・回収日が書かれたゴミカレンダー等の書類ももらっておくといいでしょう。
②運転免許証の住所変更手続きを行う
2つ目は運転免許証の住所変更手続きです。
運転免許証の効力がなくなるわけではありませんが、これをやっておかないと、何かを作成・契約する際の身分証明として使えないため、いざというときに困ります。
なるべく早く変更手続きを行うことをおすすめします。こちらも早く行わなければ罰金が取られる可能性があります。一応法律で定められているだけで実際は取られることは全くないですが。
運転免許証の住所変更には「住民票」が必要となりますので、市役所に行った際に発行してもらいましょう。
③電気・水道・ガス等、使用開始の手続き
3つ目はライフライン関係の使用開始の手続きです。
特にガスの開栓にはガス供給会社の立ち合いが必要となりますので、引越し前に連絡を入れておくのが良いでしょう。
水道の開栓も市区町村によっては立会が必要となるケースがあります。
また、入居前に部屋を紹介してくれた不動産屋さんができる範囲までやってくれるケースもあるようです。
④室内を確認する
4つ目は室内の確認です。
部屋の中に傷・汚れがないか、設備が壊れてないかどうか確認しましょう。
入居時からある傷・汚れに関して、それが入居時からのものであると証明できない場合、退去の際に自分が傷つけたものだと思われ、退去の際に費用請求される恐れがあります。
退去時のトラブルにならないようにしっかりと確認しておきましょう。
基本的に管理会社による入居立会が実施されますので、その時に確認してもらえば良いですが、もし入居立会がない場合は傷・汚れについて管理会社に必ず連絡しておきましょう。
気になるところは念のため写真を撮っておくことをおすすめします。
設備が壊れていた場合は、建物所有者の費用負担で修理してもらえますので、管理会社に連絡して修理してもらいましょう。
⑤クレジットカード等、住所登録をしている契約の変更を行う
5つ目は住所登録をしているものの変更です。
クレジットカード・保険・金融機関等々、住所の変更登録が必要なものをリストアップし、変更の手続きを行いましょう。
重要な書類が届かなかったりと、思いもよらぬトラブルに巻き込まれかねませんので、何が住所変更登録が必要なのかどうかじっくり思い出しましょう。
○まとめ
入居後に必ずやっておくべきことは以上となります。
引越しした直後は忙しく、余計に疲れたりしますので色々と大変だと思いますが、上記5点に関しては早めに行うことをおすすめします。