見学なしでの契約は危険?部屋探しの時の下見の重要性

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ネットが進歩し、何でもネットで買う時代になっております。
家電、本、ゲームなど見て物がわかるものであれば、ネットで買うのもいいと思いますが、
高額な家や車なども現物を見ないで買う方もおられます。

それでは、お部屋探しの場合はどうでしょうか。
今回は賃貸物件を見学なしで契約することの危険性や下見をする時の注意点について書いていきたいと思います。

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見学なしで契約することの危険性

最近のお部屋探しの実態としまして、賃貸業者のWEBサイトの内容が充実により、
写真の数の掲載も多く、又360度カメラや動画で室内の状況が分かるようになっているサイトもあり、
お部屋探しの際に見学なし、下見なしでご契約される方が多くなっております。
契約されるお客様の約1割が見学なし、下見なしでご契約されております。

見学なし、下見なしでご契約されるお客様としては、進学、就職による遠方からの引越し、
急な転勤による引越しなどの場合が多いと思いますが、本当に見学なし、下見なしで、
申し込みをして大丈夫なのでしょうか。

遠方の引っ越しだと物件を見る手間と費用を惜しんで見学なしで決めてしまう、
急な引っ越しの場合だと、仕事が忙しく、下見に行く時間が取れないことが多く、
ネットの情報や不動産会社から送られてきた情報のみで部屋を決められます。

お部屋探しの際に、よくあるお話ですが、見学に行く日程を決めて、当日不動産屋に行くと
「実は、来られる前に申し込みが入ってしまいました」ということもあります。
そういった経験をされた方であれば、住みたい物件を早く抑えたいという心理もあり、
ネットで確認して、自分の住みたいお部屋に近いということであれば、
お部屋探しは、見学なし、下見なしで決めるという考えもあると思います。

しかし、見学なしで契約するのは危険です。
一度決めてしまったお部屋は、そう簡単に引越しはできません。
引越しするには、引越し費用が掛かります。
ファミリーだと費用の問題だけでなく学校区の問題などもあります。

思っていた部屋と違った、隣の人の騒音がひどいなど、
見学していれば気づいたかもしれないことが、
見学なしでお部屋探しをしてしまった為に、
後々こんなはずじゃなかったということが多々あります。

そういった点からも、お部屋探しの時に下見をしておくことは非常に重要だと思われます。

下見をする時の注意点

それでは、下見をする場合、どういった点に気をつければ良いでしょうか。

お部屋探しの際、お部屋をを決める場合のポイントとしては、3つあります。

1.立地(駅からの距離)
2.賃料
3.物件(間取り、築年数、設備、入居者の状況)

賃料は事前にある程度調べた上で、見学したい物件を選んでいると思うので、
下見の場合に確認が必要な点としては、立地物件になります。

立地については、駅までの距離、駅への行き方、スーパーなどの周辺環境、
街の雰囲気など、実際に行ってみないとわからないことが多くあります。
地図でみる限りは歩いて5分だし、防犯面も大丈夫かなと思って選んだ物件が、
実際は、坂がきつかったり、道が狭かったり、電灯の数が少なく暗いなど、
下見に行かないとわかりません。
これから遠方に進学する御嬢さんに駅から近いから、この物件にしようと
見学なしで申し込んでしまうと実際に住んでみると帰り道が怖いので引越したい
ということになります。

物件については、写真と実際の雰囲気が違うということが多くあります。
不動産業者も選んでほしいということで、写真をきれいに撮って、、
彩度を上げたり、コントラストを調整するなどして良く見えるように
加工したり、少しでも部屋が広く見える角度で撮ったりしております。
新築は別ですが、実際に現物をみると、部屋の広さが思っていたより狭い、
設備が古い、汚いなどということもあります。
見学なしで決めてしまった場合に一番多い問題としては、
冷蔵庫や洗濯機が置けると思っていたスペースに置けず、
部屋の中に置いたり、買い直ししなければいけないというケースもあります。
又、実際にあったケースでは、隣の部屋の前に一升瓶がズラッと並べてあったり、
ちょっと部屋の中を歩いたら、下から棒で突かれたりということもあります。

まとめ

お部屋探しの際に、見学、下見をすると時間と費用が掛かりますが、
良い物件に長く住む為には、見学なし、下見なしで契約されるのは
おすすめできません。

お部屋探しをする際に、見学なし、下見なしで失敗するよりは、
時間と費用を惜しまずに、安心して住めるお部屋探しをしてください。

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