契約条件は値引きが可能?騙されないための相場の確認方法

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お部屋探しをする場合、賃料は重要な要素のひとつです。
現在、住んでいる場所であれば、ある程度相場もわかるかもしれませんが、
知らない場所にお部屋探しに行く場合、相場を把握するのは簡単ではありません。

仲介業者のおすすめしてくる物件は本当に良い物件なんでしょうか?
相場を確認して、適正な賃料で入居するために、
騙されないようにチェックしておくことをお伝えしたいと思います。

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あなたが住みたい地域の物件の相場を確認しよう

以前は、不動産会社に行って、条件を話し、
不動産会社が出してくる物件の中から選ぶという形が一般的でした。
その場合、不動産会社が言う話を聞いて判断するしかないので、
たとえ騙されていたとしても素人にはそのことがわかりませんでした。

しかし、現在ではネットが進歩し、自分である程度の情報は調べられるようになりました。
物件検索サイトでエリア、価格帯を選んで、駅からの距離、間取り、バス・トイレ別など
諸条件を入れれば、条件にあった物件が簡単に出るようになっています。

現在の賃貸仲介会社は、以前とは違い、
お店に来てくれれば、お宝物件を出しますよということは無く、
お客様に来店いただくために、良い物件を仕入れて、
いかに早く、良い物件をネットにアップするかを競っている為、
ネットに出ている情報がほとんどと言っても過言ではありません。

その為、ネットで検索条件をきちんと入れれば、
相場についてはある程度確認できます。

しかし、ここで注意が必要となってきます。
見た目の価格に騙されて物件を選んでしまうと後で後悔することになってしまうので、
騙されないためにどういった点を注意したらいいのかについて説明していきます。

騙されない為には、どういった点に注意すればいい?

騙されない為には、
ネットで同条件の物件を検索して相場を把握することや、
賃貸を借りる場合にどんな費用が掛かるかを把握する必要があります。

実は賃料以外にも、敷金、礼金、火災保険、家賃保証会社の保証委託料、
鍵交換代、退去時のクリーニング代、畳交換代などなど
別途掛かる費用が色々とあります。

礼金を高くして家賃を下げていたり、敷金がゼロとなっていても
退去時のクリーニング代、畳交換代など別の名目で請求されたり、
別途かかる費用がネットに記載されていない場合もあるため、
実際に見学に行って申し込みをすると「実は別途これだけ掛かります。」
なんて説明を受けることもあります。

さらに更新料に関しても要注意です。
更新料は管理会社等によって違いがあり、高いところだと、
2年ごとに家賃の1ヵ月分取られることもあり、
賃料は安いのに、更新料を加味すると実は高いなんてこともあります。

賃料や共益費、礼金、敷金といった基本的な費用の他にどんな費用がかかるのかを必ず確認しておきましょう。

そして、相場より安い物件には、必ず安い理由があります。
例えば、駅までの坂が急である、隣人がうるさい、日当りが悪い、
周辺の生活環境がよくないなど、
こういった部分は、ネットではわからない為、
実際に見学して確認しないといけない部分になります。
安い条件の物件を探すだけでなく、なぜ安いのかについてもしっかり調べておくとよいでしょう。

それでは、相場・その他掛かる費用も把握できて、「もう少し賃料が安くなればこの物件にしたいと思うんだけどなあ・・・」といった場合に、
値引き交渉可能な物件かどうかを見極める方法についてお話していきます。

値引き交渉は可能?値引き交渉が出来る物件と出来ない物件

まず、値引き交渉が出来ない物件としては、

・新築物件
・管理会社が入っている物件

このあたりがあげられます。

新築物件は、やはり値下げしなくても決まりますので、
中々値下げは難しいですね。
逆に、新築でもすでに完成しているのに、
あまり入居が決まっていない物件であれば交渉は可能です。

管理会社が入っている物件については、仲介業者が直接オーナーと
話が出来ない為、値引き交渉をすると嫌がられることもあり、
積極的に交渉はしてくれません。
場合によっては値引きに応じてくれるケースはありますが、どちらかというと難しいでしょう。

それでは、値引き交渉が出来る物件はどんな物件かというと、

・空室期間が長い物件
・オーナーが自主管理をしている物件
・営業力、ネットワークのある仲介業者の営業がいるお店
・仲介業者の管理物件

このあたりがあげられます。

空室期間が長いとオーナーも早く入居してもらいたいので、
値引き交渉が可能です。

オーナーが自主管理をしている物件は、仲介業者も直接交渉が出来る為、
値引き交渉が出来ることが多いです。

自主管理のオーナーとのネットワークをたくさん持っている営業が
いるお店に行くと値引き交渉が通りやすい場合が多いです。
同じ物件でも、行く店によって、あたる営業マンによって、
値引き出来る、出来ないがあり、この営業マン頼りないなと思ったら、
別のお店に行くのもひとつだと思います。

仲介業者が自店で管理を任されている物件は、
仲介業者も一番決めたい物件なので、
最初から条件が良いものも多いですが、
オーナーから任されているので、
営業マンに裁量を任せている場合も多く、
又、営業マンも交渉しやすい為、
値引きしてもらえることが多いです。

※仲介業者とは案内してくれる不動産屋のことを指します。
賃貸物件にはその所有者(オーナー)がいて、オーナーが自主管理しているケースと、管理会社が管理しているケースがあります。
物件を案内してくれる仲介業者=その物件の管理会社ということであれば条件交渉がしやすいということです。

また、値引き交渉するタイミングとしては、
物件を見に行く前の方がいいと思います。
見に行く前に、ある程度この物件は値引き交渉可能か
確認しておくことで、営業マンもこの物件は難しいですが、
こちらだと値引き交渉可能ですという感じで、
より、条件に合いそうな物件を出してくれることもあります。

なるべく支出を抑えるためにも、値引きできる物件かどうかを見極め、可能なようならば値引き交渉を行うようにしましょう。

まとめ

以上のように、お部屋探しをする場合、お店に行く前に、
ネットである程度相場を把握し、実際に物件をを見て、
その物件が近隣相場に条件が見合っているか、
少し安いけど何か不備はないかを確認してください。
きちんと確認してお店に行くことで、実際見に行ったとき、
営業トークに騙されずに正確な判断が出来ると思います。

その上で値下げ交渉したい場合は、
物件を見に行く前に行い、
その物件が値引き交渉出来るのか、出来ないのか確認した上で
物件を見に行くと物件を選ぶ際の判断材料に出来ると思います。

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