鳥の巣ができてしまった時の対処法
今回はアパートにできる鳥の巣について記述していきます。
○春先になると作り始める鳥の巣
春先の5月頃になると電気メーターや共用灯・エアコンの室外機置き場の隙間などにツバメやスズメなどの鳥が巣を作りにきてしまうことがあります。
そのまま放置しておくと鳥のフンや巣作りに使う小枝が落ちていたり、鳴き声に悩まされたりと、色々と生活に影響がでてきます。
○管理会社に撤去をお願いする
共用部分に巣ができてしまったら管理会社へ巣の撤去を依頼しましょう。
管理会社がすぐに対応してくれます。
しかし、ベランダなどの専用部分に鳥の巣ができてしまった場合は、基本的に入居者の方で対処することとなっているので、入居者ご自身で撤去しましょう。
もちろん手の届かない所や、危険な位置に巣ができてしまっている場合は管理会社へ相談するのが良いでしょう。
○巣の中で雛が生まれてしまった場合
巣の中で卵を産み、すでに雛が生まれてしまっているケースがあります。
あまり知られていないことですが、雛がいる巣を撤去することは鳥獣保護法違反になります。
市の許可がないと勝手に撤去できない決まりとなっていますので、管理会社へ申し出ても撤去してもらうのは難しいでしょう。
もちろんご自身で撤去するのも鳥獣保護法違反になりますので、控えるようにしてください。
(そもそも雛が生まれてしまっている巣を撤去するというのはあまりにかわいそうな話ですし・・・)
○鳥の巣を撤去してほしい派・撤去しないでほしい派
共用部の廊下等に鳥の巣ができてしまったとき、アパート・マンションは集合住宅ですから、みなさんある程度気づいていることが多いです。
そのため管理会社の元には鳥の巣を撤去してほしい!という意見のほかに、かわいそうだから鳥の巣を撤去しないであげて!という逆の意見が寄せられることがあります。
この場合、撤去しないでほしいと思っている方には申し訳ないですが、撤去させていただくことが多いです。
基本的にはアパートが汚れてしまったり、鳥が場所を覚えて毎年来るようになってしまったりと、管理上問題が発生してしまうからです。
また、撤去してほしいという方が多数を占めているのは現実問題としてあります。
撤去しないでほしいという気持ちもわかりますが、それができない理由がありますので、結果として撤去してしまうことになるのは致し方ないものとして考えましょう。
○まとめ
鳥の巣を作り始めてたら卵を産む前に管理会社へ連絡を。