安い部屋探しのコツは？時期やタイミングの重要性

 

どうせ引越しするなら、やはり少しでも安くて良い部屋に入りたいですよね。

そんなあなたのために、今回は安い部屋探しをするために最適なタイミングや時期、コツなどについて書いていきたいと思います。

 

 

安い部屋を探すためのタイミング、時期

 

賃貸需要が一番多い時期は、
1月～3月と言われております。

日本の場合は、進学、就職、転勤など
この時期がやはり引越しする方が一番多くなるタイミングです。

賃料を決める貸主さんも、一番の書き入れ時に、
わざわざ値下げはしません。

進学、就職、転勤など引越し時期の決まっている方は、
その時の条件で決めるしかありませんよね。

 

でも、特にそういった条件が無い場合、
お部屋探しをする時期として、どのタイミングが一番よいのでしょうか。

良い物件を安く借りれるのは、4月、5月と言われています。

なぜかというとこの時期は学生の就職や会社員の4月の移動などで、
3月末ギリギリに退去してしまった物件が多く、
良い物件でも残っていることがあるからです。

オーナー(賃貸物件所有者)の心理としては、これから繁忙期まで１年決まらない
という恐怖心があり、条件交渉がしやすいタイミングになります。

 

また、4月、5月以外で安い部屋を探すならば、交渉しやすい8月がおすすめです。

物件によっては、1月～3月に比べると
5千円以上の家賃交渉も可能です。

なぜかというと8月にはお盆があり、部屋探しをする人も少なく、
長期空室のお部屋も多くなる時期のため、
オーナーさんはこのタイミングで決まらないと、
次の引越しシーズンまで決まらない可能性があると考えるからです。
なので、8月のタイミングであれば家賃交渉に乗ってくれる場合が多いです。

 

安い部屋探しを行うためには、このように安い時期を狙って行うのがコツです。

 

 

安い部屋を探すコツは？

 

今のお部屋探しは、まずインターネットのポータルサイトで
物件を探します。
写真も多く、動画や360°カメラを使い、
細かい部分までネットで確認できます。

サイトによっては、おすすめ物件なども紹介されており、
そういった物件の中から、条件の良さそうな物件を選びます。

以前は、お店にいけば、お宝物件があったのですが、
今はそういったことはあまりありません。

賃貸仲介業者は、良い物件を仕入れて、
いかにインターネットに早くアップするか
を競っている為、良い情報は早く世の中に出回り、
良い条件の物件ほどすぐ決まってしまいますからね。

オーナーさんも空室を早くなくすためにポータルサイトを持っている大手業者に
仲介を依頼することが多くなっています。

 

次に、その物件見学の予約を仲介業者に入れてお店に行きましょう。

この際に、出来るだけ物件に近い仲介業者を選ぶのがコツです。

賃貸の場合、同じエリア内に多くの仲介業者がある為、
そのエリアの中での得意なエリアがあります。
基本的には、お店周辺の物件は、昔から部屋付をしており、
オーナーさんをよく知っていることが多いので、
交渉してくれることが多いです。

また、予約を入れる際に、ある程度の条件を営業に話をしておくと
その条件に近い物件を営業マンが準備してくれます。
営業マンもその日に決めてほしい思いがあるので、
賃料の交渉が出来るかなども事前に調べてくれます。

 

ここで想定外の支出を出さないためのコツなんですが、
いざお店に行って物件の紹介を受け、
見に行く前、このタイミングで、
気に入った物件については、
条件交渉が出来るかどうか、軽く交渉を入れてみましょう。

営業マンも自分が交渉が出来そうな物件なら
ここならこれぐらい頑張りますよと言ってくれます。

物件を決めたタイミングで交渉をすると
交渉が効かなかった場合に、
気に入ってしまうと、賃料が下がらなくても
ここにしたい！という気持ちになってしまい、
想定していたよりも高い家賃で契約してしまう可能性があるからです。

ものすごい部屋を気に入ってしまったならそれはそれでもよいかもしれませんが、
冷静に判断できない状況で契約することになってしまい、あとで後悔してしまうといった可能性もあります。

想定外の支出を出さないコツとして、物件の見学に行く前のタイミングで条件交渉が可能かどうか軽く交渉するようにしてみてください。

 

条件交渉が可能な物件なのか不可能な物件なのかを見極めるコツとして、
以下の特徴を知っておくのがポイントです。

 

価格交渉がしやすい物件としては、

・オーナーが管理している物件

・仲介業者が管理している物件

があります。

これらの物件は仲介業者が直接交渉できる為、
賃料交渉がしやすいです。

 

価格交渉がしにくい物件としては、

・新築物件

・賃貸管理会社の管理している物件

があります。

新築は、通常引っ越しシーズンに向けて建てる為、
建築が終わるまでに、満室になります。
なので、シーズンを外れたため建築が終わっても
空室がある物件なら交渉できる可能性はあります。

賃貸管理会社が管理している物件は、
オーナーと直接交渉が出来ない為、
仲介業者もあまり積極的には交渉してくれません。

 

上記のようにそもそも不動産屋がオーナーと交渉しやすいのかどうか、
その物件自体が満室になりやすい状況なのかどうかで変わってきます。

 

 

そして、お部屋を見学し、最終決定した段階で、
最終交渉を行います。

コツとしては、多少無理かなというくらい
条件交渉を行い、営業マンの出方を伺う事です。

出来ればその場で、直接オーナーに交渉してもらい、
ここまで下がれば決めますと言うとより下がりやすいと思います。

ただ、あまり常識はずれな交渉をすると
入居を断られる場合がありますので、ご注意ください。

 

またその他に長く住むのであれば、
礼金を上げるので、賃料を下げてほしいなども有効です。
（相場としては、賃貸は２年契約が多いので、
２年分の賃料分の礼金を払うなど）

又、フリーレントといって、
何か月分かの賃料を免除してくれる場合もあります。

資産価値が下がる為、賃料を下げるのを嫌がるオーナーも多いので、
１ヵ月分の賃料を免除して入居してもらう方が良いと考えるようです。

賃料・礼金の調整や、フリーレントを使えないかお願いしてみることも、
より安い部屋探しをするためのコツと言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

良い物件に安く入りたい場合は、4，5月、
とにかく安い部屋を探したい場合は8月に
お部屋探しすることをお勧めします。

ただ、これは目安なので、どの時期でもダメ元で交渉してみましょう。
オーナーの事情によっては、思ったより簡単に交渉出来る
こともあります。

ぜひ今回お話したコツを踏まえた上で、部屋探しを行ってみてくださいね。